ユニットバスが寒い原因
某ハウスメーカーの実例
1.ユニットバスの裏側は隙間だらけ
- ユニットバスの天井に点検口が付いているので、開けてのぞいて見てください。
- ユニットバスは独立して設置してあるので、柱や梁といった構造体に固定していません。(ベタ基礎の土間コンクリートの上に置いてあるイメージ)
- 築10年未満の比較的新しい住宅でも隙間があいているので、そこから外気が入ってきています。
- 床下部分も気密性が皆無なので、外気が入り放題です。
- つまり、「室内(ユニットバスの壁)→外部→住宅の壁(断熱材入)→外部」という状態になっています。
- 住宅の壁に使ってある断熱材が何であれ、全く機能していません。
- これがユニットバスが寒い原因です。(接している脱衣室も寒いはず)
2.隙間を塞いで室内と同じにする
- 気密テープや発泡ウレタン、詰め物を用意して隙間を塞ぐ。
- 外気が入って来なくなり、室内と同じ条件になる。
- ユニットバスの寒さがなくなる。(室内を満遍なく暖房するのも忘れずに)
3.本来の納まりにする
- 床下の隙間も塞ぐ必要があります。
- 床下空間が狭く、隙間を塞ぎきれない事もあります。
- 完全に塞げなくても、↑上記のユニットバスの天井裏部分で塞ぐだけでも効果があります。(暖気が上に抜けなくなるので、冷気が下から入ってこない)
- ユニットバス周りを室内空間と同じにする事が重要です。
- DIYでも出来ますし、断熱改修工事として施工できますので、ご相談ください。
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